今回は据え置き型のプロジェクターとモバイルプロジェクターの違いとメリット、デメリットについて解説していきます。
通常プロジェクターと言われるとイメージされるのが学校の授業やビジネスなどに使われているEPSONの大きいものだと思います。
今現在はプロジェクターというものが手軽に日常的に使えるものになっていてコロナ禍になったことで一気に注目されるようになりました。
据え置き型ともう一つ代表的な立ち位置としてモバイルプロジェクターが存在していているのですが実際に両方とも使ってみてどちらが合うのか人や生活スタイルで変わってくると感じました。
なので今回は実際に使ってみて双方のメリットデメリットについてまとめてみました。
今後プロジェクターを買う際のヒントとなれば幸いです。
据え置き型プロジェクターとは
据え置き型プロジェクターは主に部屋に設置や固定をして投影するタイプのプロジェクターです。
明るさのルーメンも高いものが多いので照明が付いた部屋でも投影が可能です。
据え置き型プロジェクターのメリット
性能が高い
ホームプロジェクターも増えてきていて高画質で鮮明に投影できる機器が多いです。
ルーメン(明るさ)も大きいので明るい部屋でも投影できて昼でも鮮明に投影できるのがメリットです。
スピーカーもしっかりと備わっているので追加でスピーカーを買わなくても十分な音質のものが多いですね。
対応している端子が多い
接続できる端子の種類や数が多いと様々な機器と接続することができます。
プロジェクターにゲーム機とストリーミング端末を繋げようとするとHDMI端子が2つ必要になります。
端子の数が少なかったりすると切替器などを導入する必要があり、ケーブルの数が増えてしまいます。
据え置き型プロジェクターは大型になりがちですがその分端子が多いのであらゆる機器を接続することができます。
据え置き型プロジェクターのデメリット
移動に向かない
基本一度設置してしまうと移動が難しくなります。
周辺機器の関係もあるのでプロジェクターの位置を変えるとなると全て取り外す必要も出てきてかなり苦労してしまいます。
設置する前に予め周辺機器等チェックしてから位置を決めましょう。
狭い部屋では投影が難しい
大画面で投影がしやすいプロジェクターですがプロジェクターによって投影距離が違っているので注意が必要です。
壁際に設置できるものもあればある程度の距離を確保しなければならないものもあります。
あらかじめ設置する場所を決めておき投影するスクリーンや壁との距離をシミュレーションしておくと失敗しないです。
おすすめしたい据え置き型プロジェクター
EPSON:EH-TW650
旧モデルは10万円程度で購入できるエプソンのプロジェクターです。
投影に関しての補助機能が充実していて設置場所にそこまで困りにくいのが特徴です。
EH-TW650のレビューはこちらの記事で紹介しています。
モバイルプロジェクターとは
モバイルプロジェクターは小型で設置がしやすいプロジェクターのことを指します。
値段も安く初心者向けです。
モバイルプロジェクターのメリット
コンパクトで設置がしやすい
プロジェクター自体はコンパクトなので設置場所に困らないです。
コンパクトだから機能が悪い訳ではなく最近のモデルではandroid搭載型など最新の技術を詰め込んだプロジェクターが増えてきています。
一人暮らしで部屋が狭い場合などにおすすめです。
持ち運びができる
持ち運びが簡単なのでキャンプなどの野外でも活躍します。
投影距離も通常のプロジェクターに比べて短いので即席のスクリーンでも問題ありません。
バッテリーは搭載型が多いので使う前に充電が必要になります。
価格が手頃
EPSONなどの大手メーカーのものより性能は劣りますがそれでも十分なスペックが備わっていて値段も5〜6万円程度で購入できます。
通常のプロジェクターは10万円以上することが多く激安の中華製のプロジェクターを買うくらいなら信頼できるメーカーのモバイルプロジェクターを買うのが無難です。
モバイルプロジェクターのデメリット
明るい部屋では投影できない
小型化にしているので投影の明るさ(ルーメン)が低く明るい部屋での投影はできません。
昼間でも使いたい場合はカーテンを閉めるなどして部屋を暗くする必要があります。
投影サイズが小さい
機器によるとは思いますが投影サイズの大きさが通常のプロジェクターに比べてやや小さくなりがちです。
狭い部屋向けに作られているので広い部屋には向きません。
おすすめしたいモバイルプロジェクター
ASUS ZenBeam S2
シンプルなデザインでコンパクトなモバイルプロジェクターです。
プロジェクターとして使わない時はモバイルバッテリーとして利用できるのが特徴です。
実際に使った時のレビューはこちらの記事で紹介しています。
まとめ:広い部屋には据え置き型プロジェクター、一人暮らしなどの家庭ではモバイルプロジェクターがおすすめ
機能では据え置き型プロジェクターが高いですが設置のしやすさではモバイルプロジェクターが勝ります。
自分の部屋の環境に合わせてどちらを選ぶのか検討しておくと失敗を減らせます。